ブリーチヘアを楽しむコツ、ダメージを減らすにはどうすれば良いのか!!
2021/01/11
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表参道|5 SCENE AOYAMA(ファイブシーンアオヤマ)>カラー>ブリーチヘアを楽しむコツ、ダメージを減らすにはどうすれば良いのか!!
2021/01/11
こんにちは!!
表参道にある美容室『5SCENE』アシスタントの福岡です。
最近では、幅広い年齢層、ライフスタイルの方々から支持を受けるハイトーンカラー。
ヘアブリーチをしてオシャレを楽しみたい!!という方は多いと思います。
ただブリーチをするとヘアのダメージが、、、。
日々のメンテナンスが大変そう、、、
という方も多いと思います。
そんなブリーチへのマイナスなイメージを無くすのに、ブリーチのダメージを軽減する方法などをご紹介します!!
一般的に髪を明るく脱色してくれるお薬で,haitonnを表現する上でとても重要な行程になります。
しかし皆さんもよく耳にすると思うのですが、ブリーチをすると"髪がバサバサになる""髪がゴムみたいに伸びてブチブチ切れる"と聞いた事があると思います。
勿論過度にブリーチを繰り返したり、使用法を間違えてブリーチをするとその様な状態になります、、、
ですが正しい使用法、知識を持って使用すればヘアへのダメージが0にはなりませんがかなりのダメージ軽減をする事が可能です。
まず髪の表面を覆うキューティクルという髪の水分や栄養分を維持してくれるウロコ状の毛表皮があります。
ブリーチは、そのウロコ状に覆ってある状態を一度開いて行き、中にあるメラニン色素を分解してヘアを明るくします、その時ブリーチの主成分である過酸化水素という成分がメラニンを分解してくれるのですが、過酸化水素はメラニンだけでなく髪の主成分であるケラチンも一緒に分解してしまいます
するとケラチンは髪の弾力、硬さや強さ、水分を維持してくれるものなのでそれらが失われてしまいます、なのでブリーチをすると髪の水分が少なくなりバサバサになったり、弾力や強さがなくなってしまい切れ毛に繋がってしまいます。
ただ髪質に合わせたブリーチ薬剤の調合や塗布の方法、しっかりした知識、技術でヘアへのダメージもかなり軽減出来ます!!!
髪質により明るくなり難い、なり易いがあり、髪が細い方は明るく、髪が太い方は明るくなり難いので、一度のブリーチでは強いオレンジ色に仕上がり、希望の仕上がりにするには二回以上のブリーチが必要になる事があります。
また癖毛は乾燥しやすい事が多くブリーチをすると水分バランスが安定せずパサつきゴワつきの原因になることがあります。
髪の状態に関しては、黒染め、過度にダークトーンのカラーをしていたり、マニキュア(カラーバター)をしていると上手く脱色できない事があるので注意しましょう!
※以前利尻昆布のシャンプートリートメントを使っている方にブリーチをしたら真緑色になってしまいとても焦りました、、、
何か少しでも自分の中で不安要素がある時は何でも美容師さんに相談しましょう!!
ここは重要です!!
まず塗る手順ですが、ブリーチ履歴などがないバージンヘアや底トーンの方は基本毛先から根本の順に塗って行きましょう。
ブリーチは熱を受けることにより脱色する力が強くなります、なので根本と毛先を一気に塗るってしまうと、頭皮に近い根本の方が体熱で明るくなり易く、毛先の方は体熱の影響を受け難いので毛先の方の脱色が追いつかず、オレンジ味が残ってしまいベースにムラが出来てしまいます
すると最後に色を被せても仕上がりに根本と毛先で色ムラが出来てしまうので、塗る時は毛先から塗りある程度脱色を確認してから根本を塗って行きましょう!!
またブリーチは時間との勝負です!
薬を混ぜ合わせてから大体10分〜15分位が薬の効力を最大限に発揮できる時間です。
勿論時間がかかればかかる程ヘアへのダメージも大きくなり、最初と最後に塗り終わった所も脱色具合の差が出てきてしまうのでなるべく早く塗りましょう!
ただここで注意しておきたいポイントがあります!
一つ目が髪に塗ってあるブリーチの量が均一かどうかです。
熱や時間以外にもブリーチは髪についている薬の量でヘアの明るさの違いが生まれてきます、しっかりついている所はちゃんと明るく作用してくれるのですが、薄いと明るくする効果が半減してしまいます、なので元々ヘアの明るさにムラがありベースを塗り分ける、など特殊なケースを除いてはヘア全体がムラなく綺麗になるよう、なるべく均一にブリーチをつけて行きましょう!!
二つ目がブリーチを付けてからの髪の扱い方
コレは最初に"ブリーチをつけるとキューティクルが開いた状態になる"と説明しましたが、この状態がとてもセンシティブで、
キューティクルが開いた状態で強い摩擦、よくやってしまうのがクシ、ハケなどでコーミング(とかしこむ)と開いたキューティクルが剥がれ落ちたり傷ついてしまい指通りが悪くなったり、髪の中の水分や栄養を維持できなくなってしまうのでダメージ大です!!
また今後の色持ちの悪さにも繋がってくるので注意しましょう。
なので塗る前に髪の毛を綺麗にとかし、塗りづらければヘアをいくつかのブロックに分け取ってから塗っていき、塗り終わったら優しく揉み込むようにしてブリーチを浸透させて行きましょう!!
1ブロッキング…全頭を8〜10のブロックに分け、効率よく綺麗に塗れるように。
2毛先の塗布…ブロックごとに手早く毛先から塗布していきます。
3中間の塗布…毛束の中間から毛先方向に塗布していきます、最初に塗った毛先との間に塗りもれがないように
少しオーバーラップして、揉み込んでいきます。
4根元の塗布…毛先〜中間塗布後、根元の塗布をしていきます(中間毛先の明るくなり具合い、薬剤の効き具合
が悪い場合は、根元を塗る前にラップを巻いて時間放置していく)根元は中間毛先に比べ明るくなり易いので、
少し塗布量を少なくします。
5お流し〜シャンプー…ブリーチ剤は髪に残りやすいので、2・3回シャンプーしてしっかりと流していきます。
(炭酸シャンプーなどを使っていくとしっかり落ちやすい)ブリーチ剤が残っていると過硫酸塩というものが残留し、オンカラーの色味が綺麗に染まらなっかたり、ムラになったりと染毛の邪魔になるのでしっかり洗い流していきましょう。
まず希望の色にするにはどの位ヘアを脱色して行かなくては行かないかを考えます。
日本人の場合、髪に含まれるメラニンの色味は赤、橙(オレンジ)、黄と暖色系が多い傾向にあります。
黒髪をヘアブリーチすると
黒→赤茶→赤橙→橙(オレンジ)→黄味の橙→黄という順に色味が脱色されて行きます、なので希望の色に染める場合
"ベースの色味+希望の色味"の仕上がりになります。
例えばよくあるグレージュなどの寒色系の仕上がりを目指すのに対し、脱色した色味がオレンジだとその上にグレージュを乗せるのでオレンジ+グレージュ=仕上がりの色になるわけです。
基本寒色系と暖色系を混ぜ合わせると茶色く濁った色味になってしまいます、なので理想の色味にする為には、"ベースの色味をどこまで取り除けば仕上がりの色味を邪魔しないか"を考えてブリーチを置く時間、回数を決めていきます。ですが時間と回数が増えればダメージも比例して増えていき、切れ毛やパサつきが過度に出てしまい、日頃のヘアへのストレスになってしまっては元も子もないないので慎重に決めましょう。
逆に言えば暖色系の赤味や橙をベースとした髪色にしたければそこまで脱色をしなくても低ダメージ、もしくはブリーチをしなくても希望の髪色にする事が可能です。
また補色について知っておくとオンカラーも
綺麗に仕上げることができます。
補色の関係について
アンダーカラーと補色の関係
ブリーチ後は、黄色味やオレンジ味が残るケースがよくあります。
アンダーカラー(ベースの黄味やオレンジ味)を出したくない場合、これらの色味を出来るだけ補色で消して、綺麗なベースに近づける事が大丈夫になります。
オンカラーで
ブリーチ後のアンダーカラーを打ち消す
ブリーチ後のベース+補色で使う薬剤の色
オレンジ味のベースに対しての補色は
[ブルー系・マット系]
黄色味のベースに対しての補色は
[バイオレット系・ピンク系]
になります!!
ブリーチをするとヘアへのダメージがひどくて大変、、、。
確かにブリーチは他の薬剤と比べてヘアへの傷みを感じやすい施術です、しかし上手く使えばストレスを感じさせる事なく最小限のダメージに抑える事が可能です。
実際私もずっとブリーチをしたハイトーンのヘアをしていますが、相性の良いシャンプートリートメントなどと出会い良い状態も保てています、オシャレの幅も広がり、日頃のスタイルを楽しめる可能性の一つだと感じています。
まずはあまりマイナスなイメージばかり持たず、気になったら美容師さんと相談して、この髪色にするにはブリーチは必要か、ブリーチした場合どの様な状態になりその後のメンテナンスはどうして行けばいいかヘアのアドバイスを聞いてみるといいかもしれません。
カジュアルなスタイルにちょっぴりニュアンスのあるスタイルが好きです。
3月よりJr.スタイリストとしてデビューさせて頂く事になりました。
Jr.の期間はwebでのご予約は受け付けておりませんが、InstagramのDMでのご予約は承っております。
是非ご連絡お待ちしております。
instagram→https://www.instagram.com/ma__aca/
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