セルフカラーを失敗してしまった…原因と対処法をご紹介!!
2021/01/11
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2021/01/11
近時、多くのメーカーから色々なホームカラー剤が出回っています
コロナの影響などもあり、ホームカラーの需要が高まる中、
沢山あるカラー剤の中からどれを使っていいかわからない、、、
自分でヘアカラーしたけど暗く、明るくなり過ぎてしまった、、、
色がムラムラになってしまったどうしよう、、、
ヘアカラーしたけどイメージしていた色と違う、、、
自分でカラーしても大丈夫なのだろうか不安だったり
ホームカラーで失敗してしまったり経験がある方は沢山いるかと思います。
そんな時の対処法やホームカラーでの注意点デメリットなどをご紹介していこうと思います。
まずヘアカラーと言っても仕上げたいイメージ、用途によって種類がいくつかあります、
市販で販売しているカラー剤も同じで、まずはそれぞれの特徴、メリッットデメリットを
ご紹介していきます。
カラースプレーや、ヘアマスカラなどの一時的に毛髪の表面(キューティクル)に付着し、比較的簡単に染毛出来ます。
薬事分類は化粧品で頭皮のかぶれやアレルギーは殆ど出ず、髪へのダメージもありません。
一度のシャンプーで染料は落ち、急な外出や用事、催しなどで、カラーの放置時間もないので
手軽に白髪のカバー、気分転換のカラーチェンジに向いています。
デメリットとして
・脱色力はないので、明るくは出来ない
・汗や雨で色落ちしてしまう
・値段が少し高い
・気をつけないと服や帽子に擦れて色移りしてしまう
・広範囲、全体の染毛は難しく、染め残しや色むらになり易い
・黒髮には発色しづらい
ヘアマニキュアやカラートリートメントなどの毛髪の表面(キューティクル)と表面近くの
※コルテックス(皮質)に付着し、色鮮やかに染まります。
薬事分類は化粧品で頭皮のかぶれやアレルギーは殆ど出ず、
髪へのダメージも殆どなく、毎日のシャンプーで徐々に退色していきます。
鮮やかな発色で、キューティクルの凹凸なども整えてコーティングしてくれるのでツヤ感もだしてくれます。
※コルテックスは髪の85〜90%を占め、髪の太さや柔軟性を決め、メラニン色素も主にこの部分に含まれ
メラニンの種類と量によって髪の色味が決まります。
デメリットとして
・脱色力はないので、明るくは出来ない
・染めてから2〜3日は水に濡れると退色して衣類やタオルなどに色移りするので気をつける
・薬剤が酸性よりなので、短期間で繰り返しカラーすると髪のタンパク質が硬くなり髪がゴワつく
・カラー剤が頭皮や皮膚につくと、染まってしまい簡単には落ちないので、
専用のリムーバーなどを使わなければならない
現在一番多く使われているもので、市販で並んでいるカラー剤も多くがこの種類になり
お洒落染め、ヘアダイ、白髪染めと色々な通称で呼ばれています。
医薬部外品で、頭皮のかぶれや、アレルギー反応を起こす場合があります。
アルカリ性薬剤なので、髪へのダメージがあるが、物によっては弱アルカリ性、
弱酸性の薬剤もあるので、少ないダメージで染める事も出来ます。
他のカラー剤と違い、髪の内部までしっかり染まるので色持ちが良く、
脱色力もあるので髪を明るくしながらカラーする事が出来ます。
デメリットとして
・頭皮のかぶれ、炎症、アルレギー反応を起こす場合がある
・繰り返し同じ部位(既染部)への染毛でダメージが蓄積していく
・髪が新しく生えてきた根元と、既染部の毛先との明るさ、色味の違いが
明確に出てくるので、境目線、プリンが目立つ
染色力はなく脱色のみで、髪を金髪に脱色したり、
ハイトーンのヘアカラーでベースを明るくするなどに使われます。
医薬部外品で、薬剤の刺激が強く炎症を起こしやすいですが、
酸化染料(ジアミン)が入っていないので、かぶれにくく
ジアミンアルレギーの方でも使用出来ます。
しかし髪へのダメージは大きく、一度明るくした毛髪は、毛髪内部のメラニン色素を
分解するので、暗くなることはありません。
デメリットとして
・髪、頭皮へのダメージがあり、正しい使用知識がなければ大きなダメージに繋がる
・ホームケアなどしっかりとしたアフターケアが必須
・髪が新しく生えてきた根元は、あらたにブリーチでリタッチしなければ
根元から毛先まで均一にはならない
・ストレート、カールパーマなどの施術が難しくなる
・オンカラーなど色を被せる場合は、通常のヘアカラーより色持ちが悪く
退色が早いため、維持するにはメンテナンスをこまめに行う必要がある
カラーの種類、用途が分かったうえでも、今までのカラーやパーマなどの履歴
ホームカラーなどでよくある失敗…
どうしても専門知識がないと難しい場合があります。
ここからは、いくつかの失敗例とその原因、対処法をご紹介していきます。
この写真のように全体的に染めたのに、また根元だけを染めようと思ったのに薬剤のミスや塗り方で逆プリンになんて事が多々あります。
この例の原因がいくつか考えられます。
①単純に薬剤選定のミスで思っていたより明るくなる薬を選んでしまった
②薬を塗る際に根元にべったりつけてカラー剤をしてしまった(ヘアカラーの薬剤は熱に反応して明るくなりやすいものが多いので、頭皮の熱の影響が強く出てしまう為)
③以前黒染めなど色の濃いヘアカラー をしていて、その時の色素が濃すぎて上塗り出来ない、また縮毛矯正などで髪の毛が明るくなりにくくなってしまっている
などが1番多い原因でみられます。
この様な状態の改善方法は、明るくなってしまった場所に暗い薬を被せるか逆に暗い毛先を根本の明るさになる様に暗い部分に明るい薬を塗るパターンがあります。
ただ暗い毛先を明るくする場合は、原因の例であげた③以前黒染めなど〜の状態の場合は、ブリーチなど強い薬剤を使わないと明るくならないので、注意が必要なのと、セルフカラーだと難しい施術になるので美容院で相談してのヘアカラー をオススメします。
上の写真のように①の根元部分が明るく②の中間〜毛先部分が暗い仕上がりになっています。
これは、3ヶ月前に全体を黒染めでカラーしていて、今回市販のカラー剤でミルクティーベージュに
カラーしたなですが、根元の新しく生えてきた新生毛の部分は綺麗にミルクティーベージュに染まっていますが
3ヶ月前に黒染めしていた部分は、黒染めの色素が強く残っていて、上手く発色出来ず、このような状態に
なってしまいました。
この状態を綺麗に均一にするには、①の部分を明るくするか、②の部分を脱染剤などを使い
濃い色素を落としてから、根元と毛先が均一になるように2〜3色のカラー剤を塗り分けて
均一にしていかなくてはなりません。
この写真の様に、ヘアカラーをして色のムラが出来てしまった場合の原因は
①カラー剤の塗り残し、塗りムラがあった(全体的に薬が付いていても、薬の付着量の多いところが発色が強かったり明るくなったり、逆に少ないところが上手く発色がしなく暗くなったりします)
②スタイリング剤や髪の毛の汚れなどが付いた状態でヘアカラー して薬の浸透の邪魔になってしまっている
③過去に暗くヘアカラー をしたり、縮毛矯正をした経験がある
などが原因になってきます。
この改善方法も上からもう一度暗い薬を被せて色味や明るさを均一にしていくのが一番の方法ですが、どうしても暗くしたくないという方は、暗い部分をピックアップして明るくしていくという方法があるのですが、とても技術と手間がかかるので美容師さんに相談してみてください。
またこの様な状態にならない様に、カラーする前にしっかり髪の汚れを落とし、セルフカラーの場合は、泡カラーなど個人でも均一に染めやすいものを使ったりするのがよいかもしれません。
この失敗はかなり多くの方が経験した事があるかと思いますが、この場合当然解決策として明るくなり過ぎた場合は暗い色、暗くなり過ぎた場合は明るい色を被せると思うのですが、この時の注意点
①なるべく最初に使った色味と同系色のカラー剤を使ってあげましょう。
ヘアカラー は色味を重ねれば重ねるほど濃くなり色味は混ざり合っていくので、違う色味を使うと髪色が濁って仕上がりが汚くなってしまいます。
②期間を開けられるなら3日程開けてからヘアカラー しましょう。
ヘアカラー をした際髪の毛には残留アルカリという髪にダメージを与えるものが残ります、カラーした直後のヘアカラー はアルカリ除去剤や専用のトリートメントをしっかりつけてあげないと、余計なダメージにつながります、なのでアルカリ成分がある程度落ちた後にカラーすると手触りも余計なダメージなく仕上げられます。
この場合はどの程度イメージの仕上がりと違うかによるのですが、被せる色味の選び方のポイントで、イメージの色味に対して今の色味は何色が足りないか、を考えて上げると無駄な濁りなどなくイメージに近づける事ができると思います。
例えばピンクベージュに染めようと思ったけど思っていたより茶色っぽいなどの場合は、同じカラー剤を使うのでなく、少しピンク味の強い色味だったり、ピンクだけを被せて上げる。
バイオレットブラウンに染めようと思ってけど少し紫が強すぎる場合はブラウンのみを被せて上げるなど、足りない色を足すイメージでカラーを選んであげて下さい。
ブリーチの場合、明るさがムラになってしまった、思っていた色が入らなかったなどのお悩みを多くお客様から伺います。
ブリーチは他のヘアカラー 剤より強いお薬になるので薬剤の塗布量のムラや頭皮の熱などの影響が強く出るので、上手くならないとムラになってしまい、均一に直して上げるのが少し難しくなります。
ブリーチはベースメイクが命という位、塗り方、塗る量、放置する時間を気をつけてならなくては綺麗な仕上がりになりません、
またダブルカラー時の仕上がりで、イメージの色味にならないのもベースメイクの仕上がりに関わってきます。
赤やオレンジなど暖色のお色だとブリーチでそこまで綺麗に明るくならなくてもある程度の仕上がりにはなるのですが、アッシュ系やブルー、バイオレットなどの寒色に近い色だと赤み、オレンジ味をある程度消さなくては色が入りづらいので、塗布量や時間などをしっかりおいてあげてベースメイクをしてある程度明るくしなくてはならないので、それを踏まえてカラーしていきましょう。
それでも失敗してしまった場合は明るさムラは再度ブリーチをしてあげる、仕上がりの色を直したい場合は、同じ色味をもう一度被せて重ねて隠してあげたり、色が濃く仕上げがってしまった場合や、全然違うお色に仕上がってしまった場合は、再度ブリーチや脱色剤、明るくする薬などで、ベースを整えてから、もう一度薬を選定してカラーする必要があります。
この例で多く伺うのが、就活などで黒染めしたけど明るくならない、色がムラになってしまった。
夏休みで髪を明るくして学校が始まるから暗くしたけど青っぽくなってしまった、緑っぽくなってしまった、明るさにムラが出来てしまったなどよく聞きます。
基本黒染めなどの色味が濃い物を使った髪を明るくする場合、ブリーチや脱色剤など特殊な薬剤を使わなくては絶対に綺麗に明るくはなりません。
また、明るくした髪を暗くする場合は色味や薬剤の選定が難しく、薬剤知識がなくては綺麗な仕上がりは難しいのと、もし根元が伸びている状態で一気に根元から毛先まで同じ薬剤でカラーすると、毛先だけ色味がはっきりただしまったり、根元と毛先が均一な仕上がりにならないので注意が必要です。
なので、この様なカラーチェンジは美容師さんにお願いするのが1番確実ですが、
自分でカラーする場合は明るくする時は発色剤などをネットで調べてみたり、
暗くする方は白髪染めでカラーするのがオススメ、白髪染めはトーンダウンとトーンアップを行う能力が高いのと、ブラウンの色素量が多く含まれているので、均一な仕上がりにしやすいです。
今までお伝えしてきた事を踏まえて、
①髪にワックスや付着物がない様にきれいな状態にしてからヘアカラー をする
②イメージの仕上がりにするにはどの色のヘアカラー 、薬剤を使えば良いかしっかり調べて選定する
③色、明るさのムラにならない様に、薬の塗り方、塗る量、放置する時間などをしっかり調べてからヘアカラー する
④失敗する前にしっかりした知識技術のある美容師さんにヘアカラー してもらう
のが大事かと思います、、、。
もちろん、ホームカラーのお手軽さ、安さは魅力的で多くの方が試されると思います。
今回書いた記事でメリットデメリットを紹介しましたが、当サロンにも暗くなりすぎた、、
イメージしていた色ではなかった、、など
ホームカラーで失敗された方もいらっしゃいます。
皆さんもホームカラーで失敗したら悩まず
掛かりつけやお近くのサロンで美容師さんに相談しましょう!!
カジュアルなスタイルにちょっぴりニュアンスのあるスタイルが好きです。
3月よりJr.スタイリストとしてデビューさせて頂く事になりました。
Jr.の期間はwebでのご予約は受け付けておりませんので、
お電話かInstagramのDMにてご予約ください。
是非ご連絡お待ちしております。
instagram→https://www.instagram.com/ma__aca/
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ブリーチをすると起こる現象、髪に何が起きているのか!? ブリーチとは? 一般的に髪を明るく脱色してくれるお薬で,haitonnを表現する上でとても重要な行程になります。 しかし皆さんもよく耳にすると思うのですが、ブリーチをすると"髪がバサバサになる""髪がゴムみたいに伸びてブチブチ切れる"と聞いた事があると思います。 勿論過度にブリーチを繰り返したり、使用法を間違えてブリーチをするとその様な状態になります、、、 ですが正しい使用法、知識を持って使用すればヘアへのダメージが0にはなりませんがかなりのダメージ軽減をする事が可能です。
ブリーチをするとどの様な現象が髪に起きているのか!? まず髪の表面を覆うキューティクルという髪の水分や栄養分を維持してくれるウロコ状の毛表皮があります。 ブリーチは、そのウロコ状に覆ってある状態を一度開いて行き、中にあるメラニン色素を分解してヘアを明るくします、その時ブリーチの主成分である過酸化水素という成分がメラニンを分解してくれるのですが、過酸化水素はメラニンだけでなく髪の主成分であるケラチンも一緒に分解してしまいます するとケラチンは髪の弾力、硬さや強さ、水分を維持してくれるものなのでそれらが失われてしまいます、なのでブリーチをすると髪の水分が少なくなりバサバサになったり、弾力や強さがなくなってしまい切れ毛に繋がってしまいます。
ただ髪質に合わせたブリーチ薬剤の調合や塗布の方法、しっかりした知識、技術でヘアへのダメージもかなり軽減出来ます!!!
ブリーチする時の注意点とダメージ軽減法!!
髪質や状態を考えての薬剤の強さを選択 髪質により明るくなり難い、なり易いがあり、髪が細い方は明るく、髪が太い方は明るくなり難いので、一度のブリーチでは強いオレンジ色に仕上がり、希望の仕上がりにするには二回以上のブリーチが必要になる事があります。 また癖毛は乾燥しやすい事が多くブリーチをすると水分バランスが安定せずパサつきゴワつきの原因になることがあります。
髪の状態に関しては、黒染め、過度にダークトーンのカラーをしていたり、マニキュア(カラーバター)をしていると上手く脱色できない事があるので注意しましょう! ※以前利尻昆布のシャンプートリートメントを使っている方にブリーチをしたら真緑色になってしまいとても焦りました、、、 何か少しでも自分の中で不安要素がある時は何でも美容師さんに相談しましょう!!
仕上がりを綺麗に!!ブリーチを塗る時のポイント ここは重要です!! まず塗る手順ですが、ブリーチ履歴などがないバージンヘアや底トーンの方は基本毛先から根本の順に塗って行きましょう。 ブリーチは熱を受けることにより脱色する力が強くなります、なので根本と毛先を一気に塗るってしまうと、頭皮に近い根本の方が体熱で明るくなり易く、毛先の方は体熱の影響を受け難いので毛先の方の脱色が追いつかず、オレンジ味が残ってしまいベースにムラが出来てしまいます すると最後に色を被せても仕上がりに根本と毛先で色ムラが出来てしまうので、塗る時は毛先から塗りある程度脱色を確認してから根本を塗って行きましょう!!
またブリーチは時間との勝負です! 薬を混ぜ合わせてから大体10分〜15分位が薬の効力を最大限に発揮できる時間です。 勿論時間がかかればかかる程ヘアへのダメージも大きくなり、最初と最後に塗り終わった所も脱色具合の差が出てきてしまうのでなるべく早く塗りましょう! ただここで注意しておきたいポイントがあります! 一つ目が髪に塗ってあるブリーチの量が均一かどうかです。 熱や時間以外にもブリーチは髪についている薬の量でヘアの明るさの違いが生まれてきます、しっかりついている所はちゃんと明るく作用してくれるのですが、薄いと明るくする効果が半減してしまいます、なので元々ヘアの明るさにムラがありベースを塗り分ける、など特殊なケースを除いてはヘア全体がムラなく綺麗になるよう、なるべく均一にブリーチをつけて行きましょう!!
二つ目がブリーチを付けてからの髪の扱い方 コレは最初に"ブリーチをつけるとキューティクルが開いた状態になる"と説明しましたが、この状態がとてもセンシティブで、 キューティクルが開いた状態で強い摩擦、よくやってしまうのがクシ、ハケなどでコーミング(とかしこむ)と開いたキューティクルが剥がれ落ちたり傷ついてしまい指通りが悪くなったり、髪の中の水分や栄養を維持できなくなってしまうのでダメージ大です!! また今後の色持ちの悪さにも繋がってくるので注意しましょう。 なので塗る前に髪の毛を綺麗にとかし、塗りづらければヘアをいくつかのブロックに分け取ってから塗っていき、塗り終わったら優しく揉み込むようにしてブリーチを浸透させて行きましょう!!
基本的なブリーチの塗る手順をまとめ 1ブロッキング…全頭を8〜10のブロックに分け、効率よく綺麗に塗れるように。 2毛先の塗布…ブロックごとに手早く毛先から塗布していきます。 3中間の塗布…毛束の中間から毛先方向に塗布していきます、最初に塗った毛先との間に塗りもれがないように 少しオーバーラップして、揉み込んでいきます。 4根元の塗布…毛先〜中間塗布後、根元の塗布をしていきます(中間毛先の明るくなり具合い、薬剤の効き具合 が悪い場合は、根元を塗る前にラップを巻いて時間放置していく)根元は中間毛先に比べ明るくなり易いので、 少し塗布量を少なくします。 5お流し〜シャンプー…ブリーチ剤は髪に残りやすいので、2・3回シャンプーしてしっかりと流していきます。 (炭酸シャンプーなどを使っていくとしっかり落ちやすい)ブリーチ剤が残っていると過硫酸塩というものが残留し、オンカラーの色味が綺麗に染まらなっかたり、ムラになったりと染毛の邪魔になるのでしっかり洗い流していきましょう。 これらを踏まえてブリーチ後の色味の選定
まず希望の色にするにはどの位ヘアを脱色して行かなくては行かないかを考えます。 日本人の場合、髪に含まれるメラニンの色味は赤、橙(オレンジ)、黄と暖色系が多い傾向にあります。
黒髪をヘアブリーチすると 黒→赤茶→赤橙→橙(オレンジ)→黄味の橙→黄という順に色味が脱色されて行きます、なので希望の色に染める場合 "ベースの色味+希望の色味"の仕上がりになります。 例えばよくあるグレージュなどの寒色系の仕上がりを目指すのに対し、脱色した色味がオレンジだとその上にグレージュを乗せるのでオレンジ+グレージュ=仕上がりの色になるわけです。
基本寒色系と暖色系を混ぜ合わせると茶色く濁った色味になってしまいます、なので理想の色味にする為には、"ベースの色味をどこまで取り除けば仕上がりの色味を邪魔しないか"を考えてブリーチを置く時間、回数を決めていきます。ですが時間と回数が増えればダメージも比例して増えていき、切れ毛やパサつきが過度に出てしまい、日頃のヘアへのストレスになってしまっては元も子もないないので慎重に決めましょう。 逆に言えば暖色系の赤味や橙をベースとした髪色にしたければそこまで脱色をしなくても低ダメージ、もしくはブリーチをしなくても希望の髪色にする事が可能です。 また補色について知っておくとオンカラーも 綺麗に仕上げることができます。 オンカラーを綺麗に仕上げるコツ「色の補色」について 補色の関係について
アンダーカラーと補色の関係 ブリーチ後は、黄色味やオレンジ味が残るケースがよくあります。 アンダーカラー(ベースの黄味やオレンジ味)を出したくない場合、これらの色味を出来るだけ補色で消して、綺麗なベースに近づける事が大丈夫になります。
オンカラーで ブリーチ後のアンダーカラーを打ち消す ブリーチ後のベース+補色で使う薬剤の色 オレンジ味のベースに対しての補色は [ブルー系・マット系] 黄色味のベースに対しての補色は [バイオレット系・ピンク系]
になります!!
最後に ブリーチをするとヘアへのダメージがひどくて大変、、、。 確かにブリーチは他の薬剤と比べてヘアへの傷みを感じやすい施術です、しかし上手く使えばストレスを感じさせる事なく最小限のダメージに抑える事が可能です。 実際私もずっとブリーチをしたハイトーンのヘアをしていますが、相性の良いシャンプートリートメントなどと出会い良い状態も保てています、オシャレの幅も広がり、日頃のスタイルを楽しめる可能性の一つだと感じています。 まずはあまりマイナスなイメージばかり持たず、気になったら美容師さんと相談して、この髪色にするにはブリーチは必要か、ブリーチした場合どの様な状態になりその後のメンテナンスはどうして行けばいいかヘアのアドバイスを聞いてみるといいかもしれません。