美容室で染めたカラーを持続させるに大切なこと
2019/03/21
毎週火曜日
03-6427-4952
表参道|5 SCENE AOYAMA(ファイブシーンアオヤマ)>ブログ>美容室で染めたカラーを持続させるに大切なこと
2019/03/21
こんにちは。表参道の美容室5SCENEの齋藤です。
齋藤 陽介(さいとう ようすけ)
美容師歴14年
主な職歴
・内部スタッフの教育とサロンワークを中心に活動
・2014年~2019年にかけて中国、台湾へ定期的に出張をおこない、現地スタッフの教育と教育プログラムを作成
・2019年~より、東京エリアだけでなく横浜エリアの教育責任者として活動
・その他、外部セミナー講師やブランド教育カリキュラムの改善業務を担当
前職ではサロンワークだけでなく、外部セミナーや海外、東京、横浜エリアの教育を担当させて頂きました。そこで培った、経験と技術を皆様にご提案出来たらと思います。
現在は【5SCENE AOYAMA】にて30~50代の大人女性のお悩みを解決しヘアスタイルをご提案させていただいています。
美容室でカラーをされたお客様に
『すぐ色が抜けちゃうんですけど、、、』
『色持ちをよくする為にはどうしたらいいですか?』
などのお悩みをいただくことがあります。
原因は髪質や日常での髪に与えるダメージなど様々ありますが、カラーの色持ちをよくするためにはポイントがあります。
そこで今回は美容室で染めたカラーの色持ちをよくさせるために大切な5つのポイントのご紹介。
髪を染めたときはすごく綺麗に染まったのに1週間ほどで色が抜けちゃった、、。そんな経験ありませんか?
カラー剤は1剤(酸化染料)+(アルカリ剤)と2剤(酸化剤)でできています。
1剤と2剤を混ぜて髪に塗布すると薬剤が髪の中に浸透していきます。そして髪の内部に浸透した後は成分が閉じ込められ色が定着する仕組みになっています。
前文で説明した髪の中に浸透した色が、洗い流されたり、アイロンの熱などでダメージを受けて抜ける。が大きな理由になります。刺激の強いシャンプーや、高温のアイロンで頻繁に髪を巻いたりすると髪にダメージを与えやすく色抜けも早くなります。
カラーの色はどうしても抜けてしまいます。だけど、対策をする、しないとでは色持ちや髪質に大きな影響を与えます。ご自宅でのちょっとしたケアの仕方で色抜け具合にも大きな差が出ます。
髪を洗うときのシャワーの温度は色を持続させるためにとても大切。意外と知らない方が多いです。
カラーを染めると厳密には2日間は色が抜けやすく、完全に定着するのに5日間かかります。染めたて時は色が髪にまだ完全に定着していない為、色が抜けやすい状態です。なので熱いお湯だとキューティクルが開いて色が抜けやすくなります。そして浴槽に浸かる時もクリップなどで髪が濡れないように止めることも大切です。
染めた当日と翌日は洗わないで置くことが色持ちをよくする方法の1つですが、頭皮が気持ち悪ければ、ぬるま湯で頭皮を優しく洗えば汚れは十分に落ちます。
香りや使用感も大切ですが、髪質や頭皮にあったシャンプー&トリートメントを使用すことが大切。カラー毛は色の退色を防ぐカラー用シャンプー&トリートメントを使用することをオススメします。市販のシャンプー剤は洗浄力が強い為、カラーの退色も早めてしまします。カラー用シャンプーは洗浄力も優しいので色が抜けやすい方はまずシャンプーの見直しをオススメします。また、トリートメントはカラーを染めたての時はもみこみすぎると浸透しすぎて退色にも繋がります。担当美容師さんに染めたカラーとの相性のいいシャンプー&トリートメントはどれか聞いてみるのもいいと思います。
髪を乾かすドライヤー。ちょっと面倒で適当に乾かしていませんか?自然乾燥もカラーの色が抜けやすくなる原因です。水分が残った状態にしておくとキューティクルが開いた状態なので色が抜けやすくなってしまうのと、髪のダメージにも繋がります。乾かす前にアウトバストリートメントをしっかりつけてドライヤーで乾かすことで色の退色防止にもなります。
アイロンの温度が高温であればあるほど髪にダメージが蓄積されていきます。カラーは熱にも弱いので高温のアイロンはカラーの退色を早めます。理想の温度は120度〜160度。ダメージ毛は140度くらいが良いかと思います。特に寒色系(アッシュ、マット、グレー)などの色味は熱に弱いので高温での巻きはオススメできません。
ドライヤーも必要以上に当てすぎも退色に繋がります。乾かす前はしっかりアウトバストリートメントをつけ髪をしっかり保護してから乾かしましょう!
毎年5月から夏にかけて紫外線の量は増えていきます。紫外線を受けた髪は毛先がパサつきます。髪が濡れた状態で紫外線を浴びると髪の中で酸化が起き、ダメージに繋がります。カラーで色味を入れた状態だと確実に色が抜けます。そこで、UVカットのトリートメントやUVスプレーなどをこまめに使用し紫外線から髪を守ることで退色防止にも繋がります。
カラーの色によって色の持続性も違ってきます。色味によっての違いをご紹介していきます。
寒色系は色素の分子が大きく一度髪の中に入るとお湯やシャンプーでは分子が大きい分髪が濡れてキューティクルが開いても色素は流れにくく、過剰なダメージを受けてなければ比較的色は持続しやすい色味です。ただし、熱(アイロンやドライヤー)や紫外線にあたると吸収し結合が切れてしまい酸化して色が抜けやすくなります。なので、アイロンの温度は低めに、ドライヤーは必要以上に髪に当てない。紫外線はUVケアをしっかりすることがとっても大切です。
色素の分子が小さく髪の中まで色味が浸透しますが、水で濡らすとキューティクルが開くので分子が小さい分色素も出ていきやすく退色に繋がります。持続しにくいので、お湯やシャンプーなどで色味がすぐ流されてしまいます。赤系やピンク系で染めたての色は、シャンプー後のタオルドライでタオルに色がついちゃったことがある方も多いと思いますが、あれは退色している合図です。なので、お湯の温度は過剰にアツいお湯で流さない。シャンプーはカラー専用のシャンプーで退色防止することがとっても大切です。
まとめ
いかがですか?
カラーの色は月日が経てばどうしても抜けきってしまうもの。しかし、日頃のケアの仕方で、色の持続も全く違ってきます。
色の退色が早くて気になる方は、上記のポイントを踏まえて行っていただくと効果があると思います。
一番簡単ですぐできるオススメのケアはシャンプー剤を変えること。これを変えることで、髪のコンデションも変わりますし、色の持続性も変わってきます。
是非お試しくださいね!
5 SCENE AOYAMA
〒107-0062
東京都港区南青山5-3-24
Y’s House 2F
03-6427-4952
表参道駅A5出口徒歩3分 駐車場完備
プラダを曲がって直ぐの場所
2021年5月より5SCENE の仲間となりました。
簡単ではありますがこちらで自己紹介させて頂きます。
■前職での主な業務
・美容歴15年
・内部スタッフの教育とサロンワークを中心に活動
・2014年〜2019年にかけて中国、台湾へ定期的に出張をおこない、現地スタッフの教育と教育プログラムを作成
・2019年〜より、東京エリアだけでなく横浜エリアの教育責任者として活動
・その他、外部セミナー講師やブランド教育カリキュラムの改善業務を担当
前職ではサロンワークだけでなく、外部セミナーや海外、東京、横浜エリアの教育を担当させて頂きました。そこで培った、経験と技術を皆様にご提案出来たらと思います。
■現職の主な業務
・内部スタッフの教育責任者とサロンワークを中心に活動
・【Aujua】公式オージュアソムリエ取得者
5SCENEでは、スタイリストとスタッフへの技術教育責任を兼任しています。
ヘアデザイン技術はもちろん、お客様のなりたいイメージやお悩みを共有するためのカウセリングを重視し、お客様にとってベストなスタイルをご案内させて頂きます。
皆様にお会い出来る日を楽しみにしています!
Copyright© 2023 5 SCENE AOYAMA All rights reserved.