【美容室難民】“なんとなく違う”の正体と、美容師が見ているもの
2026/04/11
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2026/04/11
こんにちは。
表参道の美容室 5SCENE AOYAMA の齋藤です。
サロンでお客様とお話をしていると、
「うまく要望を伝えられているか分からない」
「美容師さんって、どこを見ているんですか?」
そんな言葉をいただくことがあります。美容室では、どうしても“何をどう伝えるか”に意識が向きやすくなります。
ですが実際には、言葉だけで仕上がりが決まることはあまり多くありません。
むしろ、言葉の外側にある感覚や違和感のほうが、大切なヒントになることもあります。

「ショートにしたい」
「少し軽くしたい」
こういった言葉は、美容室ではよく交わされる会話です。
ただ同じ言葉でも、仕上がりの印象は少しずつ変わります。長さを整えることは、ある意味わかりやすい部分です。
ですが実際の印象は、
・どこに重さを残すか
・どこに抜け感をつくるか
・顔まわりのバランスをどう設計するか
・シルエットの重心をどこに置くか
そういった要素で決まっていきます。
例えば同じショートでも、
少しだけ後頭部に丸みを残すのか、
全体をフラットに近づけるのか。
襟足をどこまで締めるのか、
あえて少し残すのか。
そのわずかな違いで、横から見た印象や雰囲気は変わります。
鏡を見たときに感じる
「なんとなく違う」
という感覚は、この小さなズレが積み重なったものです。
大きな失敗ではないのに、どこかしっくりこない。
その理由は、こういうところにあります。

今回のお客様は、丸みを残したショートスタイル。
襟足はすっきりと収めながら、後頭部には自然な立体感を残しています。
重さを残す位置と、抜く位置。
そのバランスを少し整えるだけで、横から見た印象は大きく変わります。
つくり込みすぎず、でも整っている。
日常の中で違和感なく馴染むように、その間を探るようにデザインしています。
カウンセリングの中で、5SCENE齋藤が常日頃から意識して見ているのは、
・骨格(丸みの位置、頭の形、バランス)
・髪質(硬さ、柔らかさ、クセの出方)
・毛量(どこに厚みが出やすいか)
こういった部分です。
ただ、それだけではありません。
同じ骨格でも、似合う形は一つではありません。
例えばボブでも、
・少し重さを残したほうが落ち着く方
・軽さを出したほうが雰囲気に合う方
それぞれ違います。
さらに、
・普段どこまでスタイリングをするのか
・どんな時間の過ごし方をしているのか
・髪に対してどこまで手をかけたいのか
そういった部分も、自然と重なっていきます。
仕上がりは、
「技術だけ」で決まるわけではなく、
その人の感覚や生活とのバランスで
決まっていくものだと感じています。

ヘアスタイルは、表面だけを整えれば完成するものではありません。
むしろ、
・内側の毛量の取り方
・耳後ろの厚みの残し方
・襟足の収め方
こういった見えない部分の調整が、仕上がりに大きく影響します。
例えば、表面は綺麗に見えていても内側に重さが残りすぎていると、時間が経つとシルエットが崩れやすくなります。逆に、内側のバランスが整っていると乾かすだけで形になりやすい。
この違いは、仕上がりの瞬間ではなく,その後の“扱いやすさ”として現れます。

5SCENE齋藤が実際に担当させていただいたお客様のリアルなヘアスタイル。
乾かすだけで形になる、大人女性のためのショート・ボブを意識してご提案しています。
カウンセリングの中でよく聞くのが
「なんとなく変えたい」
「少し気になるけど、うまく言えなくて」
という言葉です。
このとき大切なのは、言葉をそのまま受け取ることではなく、その奥にある感覚を探ることです。
例えば
・重く見えることへの違和感なのか
・扱いづらさへのストレスなのか
・変えたい気持ちと不安が混ざっているのか
同じ言葉でも、中身は少しずつ違います。
そのズレが整うと、仕上がりの印象も自然と変わっていきます。

「うまく伝えられない」
そう感じることは、特別なことではありません。
むしろ、言葉が揃っていない状態のほうが自然なこともあります。
すべてを正確に伝えなくても、少しの違和感や、なんとなくのイメージがあれば,
そこから形になっていくこともあります。
同じオーダーでも、担当する人によって仕上がりは少し変わります。
それは技術の差というよりも、
どこに重さを残すか
どこを軽くするか
どこまで変えるか
その判断の違いによるものです。
そのわずかな違いが、しっくりくるかどうかにつながることもあります。
なんとなく話しやすい、少し安心できる。その感覚が合うかどうかも、一つの基準なのかもしれません。

5SCENE AOYAMAでは、鏡の前に座る前に一度、言葉を交わす時間を大切にしています。
大きなテーブルを囲んで、落ち着いて話せるカウンセリングスペース。
鏡越しではなく、正面で向き合うことで見えることもあります。
なんとなくの違和感や、
うまく言葉にできないことも。
急がず、整えていけるように。
そういう距離感で、カウンセリングをしています。
もし今、
美容室で少しだけ違和感が残るとしたら
それは、あなたの伝え方の問題ではないのかもしれません。
ほんの少しのズレ。
それだけのこともあります。
そのズレが整うだけで、
見え方や気持ちは変わることがあります。

表参道の少し落ち着いた場所にある、小さなサロンです。
大きな窓から光が入り、ゆったりとした時間が流れています。
慌ただしく整えるというより、
少し立ち止まって向き合う場所。
そういう空間でありたいと思っています。
5SCENEでは、スタイルのご希望だけでなく、
髪質
骨格
ライフスタイル
これまでの失敗経験
まで含めて丁寧にお話を伺います。
「うまく伝えられなくて大丈夫」そこから一緒に整理していくことを大切にしています。あなたの感じていることを無理に言葉にしようとせず、一歩ずつ一緒に言葉にしていきましょう。
皆様のご来店、お待ちしています。

はじめての方限定で施術20%OFFクーポンをご用意しています。
ご予約はこちらから↓↓
https://dfaunj.b-merit.jp/vigyrc/web/
皆様にとって5SCENEが居心地の良いサロンになれたらと思います。
ご来店お待ちしています。
自己紹介:
2021年5月より5SCENE の仲間となりました。
簡単ではありますがこちらで自己紹介させて
頂きます。
■前職での主な業務
・美容歴15年
・内部スタッフの教育とサロンワークを中心に活動
・2014年〜2019年にかけて中国、台湾へ
定期的に出張をおこない、現地スタッフの
教育と教育プログラムを作成
・2019年〜より、東京エリアだけでなく
横浜エリアの教育責任者として活動
・その他、外部セミナー講師や
ブランド教育カリキュラムの改善業務を担当
前職ではサロンワークだけでなく、
外部セミナーや海外、東京、横浜エリアの教育を
担当させて頂きました。
そこで培った、経験と技術を皆様に
ご提案出来たらと思います。
■現職の主な業務
・5SCENEサロンチーフ
・内部スタッフの教育責任者とサロンワークを中心に活動
・【Aujua】公式オージュアソムリエ取得者
5SCENEでは、スタイリストとスタッフへの技術教育責任を兼任しています。
ヘアデザイン技術はもちろん、お客様のなりたいイメージやお悩みを共有するためのカウセリングを重視し、お客様にとってベストなスタイルをご案内させて頂きます。
皆様にお会い出来る日を楽しみにしています!
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