知っていますか？正しいシャンプー方法 〜頭皮も髪の毛もシャンプーの仕方で変わります〜
2021/07/12
蒸し暑い日本の夏がやってきました。
頭皮もムレムレ、汗だくで気持ち悪い！と感じますよね。
実は頭皮は皮脂腺が顔の約２倍あると言われており、脂っぽくなりやすくその皮脂が酸化したり細菌が発生して臭いの原因になったります。
そんなことを聞くとゴシゴシ頭皮を洗ったり、１日に何回もシャンプーしたくなりますが
それは間違った頭皮ケア。
間違ったシャンプー習慣を続けると頭皮や髪の毛にトラブルが起きてしまうので要注意です。
正しいシャンプーの知識を習得して快適に夏を過ごしましょう。
正しいシャンプーの方法
①シャンプー前にシャワーでしっかり汗や汚れを流しましょう
サロンではお流しと言いますが、実はこれが非常に大事。
シャンプーで洗っている時間と同じくらいの時間をかけてお流しをしましょう。
シャンプー前のシャワーをしっかりやることでスタイリング剤や汚れの７割が落とせるといいます。
シャンプー前に７割洗い流せればゴシゴシ洗う必要もありませんし、使うシャンプー剤の量も少なくてすみます。
反対にシャワーをサッとで終わらせてシャンプーをはじめてしまうと、頭皮や髪の摩擦が強くなりダメージの原因になります。
②シャンプー剤をしっかり泡だてましょう
シャンプー剤をつけたら洗いはじめる前にしっかり泡だてます。
シャンプー剤を濡れた手にとったら両手で軽く泡だてます。
その後、髪にのせ空気を含ませるように大きく円を描くように泡だてます。
なぜしっかり泡だてた方が良いかというと．．．
１、泡立てる前のシャンプー剤を直接髪につけることはシャンプー剤の原液をつけていることになるので刺激が強すぎる。
２、しっかり泡立てることによってシャンプー剤がムラにつくことを防げる。
３、しっかり泡立てることでキューティクルを守れる。
シャンプー剤は水と混ざってちょうど良い洗浄力になります。
原液でつけると髪や頭皮のダメージの原因になり抜け毛や細毛、頭皮の荒れの原因になります。
③ゴシゴシ洗いはNG! 泡で洗うイメージで優しく洗いましょう
頭皮は優しくマッサージするように、髪の毛はなでるように洗います。
お流しと泡だてがしっかり出来ていればゴシゴシ洗う必要はありません。
④シャワーでしっかりと洗い流しましょう
はじめのお流しと同様にシャンプーで洗っている時間と同じくらいの時間をかけて洗い流します。
しっかり流していると髪の毛がツルッとするタイミングがあります。
それがしっかりシャンプー剤が流せている合図です。
シャンプーに関するQ&A
シャンプーに関する疑問にお答えします！
Q.１日に何回もシャンプーしていいの？
A.シャンプーは１日１回が適度です。
洗いすぎは返って皮脂の分泌を過剰にしてしまったり、髪の摩擦でキューティクルが剥がれ落ちます。
夏になると寝汗をかいてベタベタするのが気になる場合はシャワーのお湯でしっかり流せば汗は十分に流れます。
シャンプーの時と同様にゴシゴシこすらずシャワーの水圧で流す感覚で流しましょう。
Q.シャンプー剤がうまく泡立たない時は？
A.スタイリング剤が多くついていたり、汚れがひどい時は１回目のシャンプーで泡立たないことがあります。
１回目のシャンプーで泡立ちが悪かったり洗い始めてすぐ泡がなくなってしまう場合は、1度洗い流してもう1度シャンプーしましょう。
美容室では常に2度シャンプーをします。1度目のシャンプーでスタイリング剤や汚れを落とし、2度目のシャンプーで頭皮の汚れを落とします。
最近はバームやオイルをスタイリング剤で使うことが多いですが、その場合は2度洗いがおすすめです。
また、オーガニック系のシャンプー剤などで界面活性剤をあまり入れていないものは泡立ちにくいので説明をよく読んだりお店の方に聞いたりして最適な使用方法を確認しましょう。
Q.シャンプー剤選びのポイントは？
A.まずは髪の毛を重視するか頭皮を重視するか決めましょう。
シャンプー剤は大きく分けて髪の毛のケア用と頭皮のケア用に分かれます。
髪を優先にするか頭皮を優先にするか決めましょう。
その次はシムテムケア(ケミカル)シャンプーとオーガニックシャンプーに分けられます。
私個人的には髪にお悩みがある場合は髪の毛に特化したシステムケアシャンプーがおすすめです。
システムケアシャンプーというと当サロンでいうとAujua(オージュア)ですが、
髪の毛の悩みそれぞれに対応した補修成分がしっかり含まれており、髪の毛に合ったシャンプーを使うことで確実にお悩みが改善できます。
こういったシステムケアシャンプーを使って髪が改善した後でオーガニックシャンプーに切り替えるのも良いと思います。
家でのシャンプーは健康な頭皮環境と綺麗な髪を保つのに重要な行程です
正しいシャンプーをするかしないかで素敵なヘアスタイルになるかならないかが決まるといっても過言ではありません。
毎日のことですからなおさら重要です。
もう1度自分のシャンプー方法を見直してみましょう。
10年後、20年後の髪がきっと違ってくるはずです。
